【ニュース】 野村不動産など、錦二丁目7番第一種市街地再開発事業で「プラウドタワー名古屋錦」を竣工 愛知県名古屋市

2022.03.16
野村不動産株式会社(東京都新宿区、松尾大作社長)・旭化成不動産レジデンス株式会社(東京都千代田区、兒玉芳樹社長)・NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、辻上広志社長)・株式会社長谷工不動産(東京都港区、天野里司社長)・株式会社長谷工コーポレーション(東京都港区、池上一夫社長)の5社はこのほど、名駅エリアと栄エリアの中間に位置する伏見・錦二丁目エリアで地権者などと開発してきた錦二丁目7番第一種市街地再開発のうち、新築分譲マンション「プラウドタワー名古屋錦」(名古屋市中区)を竣工した。

同プロジェクトでは、2002年10月のまちづくり協議会設立、
2013年1月の再開発準備組合設立、2017年2月の都市計画決定告示、2017年11月の再開発組合設立認可、2018年8月の権利変換計画認可を経て、2019年3月に工事着手。
野村不動産・旭化成不動産レジデンス・NTT都市開発・長谷工不動産は参加組合員として、長谷工コーポレーションは特定業務代行者として同事業に参画している。

03161000

同地区は、名古屋駅より東方向に約1.5km、名古屋市営地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内」駅と名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅より徒歩3分以内の立地。
同地区が位置する錦ニ丁目地区は、かつて日本三大繊維問屋街に数えられるほどの発展を遂げたが、産業・流通構造の変化等により、現在は空きビルや駐車場が増加し、まちの空洞化が進んでいるという。

同プロジェクトは、都心居住の促進を図るための住宅、日常生活を支え地区のにぎわいを創出する商業施設、かつての錦二丁目地区の交流の場となっていた広場「会所」や「路地空間」の創出によるエリアマネジメント活動拠点施設、帰宅困難者のための一時避難スペースなど、多様な都市機能を整備するというもの。
錦二丁目地区の今後の再生・活性化を担う複合再開発(タウン名称:オリマチ)で、リーディングプロジェクトとしての再開発事業となる。

錦ニ丁目7番第一種市街地再開発事業の施行区域は名古屋市中区錦二丁目731番、732番。
このうち「プラウドタワー名古屋錦」(分譲中)の敷地面積は
3,715.50㎡、延床面積は4万5,076.68㎡。
規模・構造は鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・陸屋根地上30階地下1階。
総戸数は360戸(非分譲20戸を含む)。
間取りは1LDK~4LDK、専有面積は51.01㎡~161.21㎡。