【ニュース】 第一交通産業グループとNearMe、独自のAIを活用し、北九州空港と北九州市内・苅田町をドアツードアで結ぶ空港送迎の実証実験を開始 福岡県北九州市

2022.02.02
第一交通産業グループ(北九州市小倉北区、田中亮一郎社長)と株式会社NearMe(ニアミー、東京都中央区、髙原幸一郎社長)は2月1日、独自のAIを活用し、北九州空港と、北九州市内・苅田町をドアツードアで結ぶ空港送迎「スマートシャトル™」の実証実験を開始した。

同取り組みは、北九州市(北橋健治市長)が行う「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業」に採択されたもの。
同市は、令和2年7月に国の「スタートアップ・エコシステム推進拠点都市」に選定されており、環境・ロボット・DXの3分野を中心に新たな産業を創出し、ビジネスによるSDGs未来都市の実現を目指している。
同トライアル事業もその一環。

ニアミーはこれまで、独自のAIを活用し、ハイヤー・タクシーの相乗りなど、ルーティングの最適化を行った空港版「スマートシャトル™」の「nearMe.Airport(ニアミー エアポート)」を11の空港で運用しきた。
また九州では、通勤シャトルとして、トヨタ九州社と連携し、宮田工場・福岡空港・九州の指定各エリアでの送迎も行ってきたという。
今回の実証実験では、同市のサポートのもと、2月1日より実証実験を開始、その後エリアの需要を検証し、正式ローンチを目指すとしている。

実証実験の実施期間は2022年2月1日〜28日。
利用方法はオンラインによる事前予約制(前日18時まで)。
発着点は北九州空港~北九州市内3区(小倉北区・小倉南区・門司区)と苅田町の指定箇所。
料金は北九州空港~北九州市小倉北区・小倉南区、苅田町が大人
1,980円・荷物料金500円、北九州空港~北九州市門司区が大人
2,980円・荷物料金500円。