【ニュース】 JR西日本岡山支社など、総社市から伯備線普通列車でパンを輸送し、岡山駅構内店舗で販売を行う貨客混載輸送の実証実験を2月17日より開始 岡山県総社市

2022.01.21
西日本旅客鉄道株式会社岡山支社(岡山市北区)は、パンの製造出荷額が岡山県第1位の総社市から、1世帯あたりのパンの消費量全国1位(総務省統計2018年~2020年平均)の岡山市まで、伯備線普通列車でパンを輸送し、岡山駅構内店舗で販売を行う貨客混載輸送の実証実験を2022年2月17日より開始する。

同取り組みは「パンわーるど総社」と題しパンを切り口にした地域活性化を推進する総社商工会議所や、ヤマト運輸株式会社と連携したもの。
パンの貨客混載輸送は同社としては初の取組みとなる。

実証実験期間中は、駅構内での荷物配送のオペレーションについて安全性の検証、列車内への荷物積載についての安全性の検証、パンの販売に関する駅ナカでのマーケティング調査などを行う。

実施区間は伯備線普通列車(定期列車、総社駅⇒岡山駅間)、対象列車は総社駅11時24分発⇒岡山駅11時56分着。
総社駅で対象列車に積込み、岡山駅で積み下ろし、列車内客室スペースに積載予定(対象列車は列車運用上の都合により変更となる場合あり)。
開始日は2022年2月17日、実証実験後の定期輸送などについては、検証結果を精査したうえ検討する。