【ニュース】 上里町超小型モビリティ利活用推進協議会、超小型モビリティの実証実験を実施、産学官連携で超小型モビリティを利用した新たなまちづくりを検証 埼玉県上里町

2015.11.24
上里町は、2015年11月30日~2016年2月29日の期間、超小型モビリティの実証実験を実施する。
使用車両には、株式会社プラン(埼玉県上里町、大村広司代表)のグループ会社・株式会社HTM-Japanが開発した「超小型モビリティこむぎっちカー」を採用した。

実証実験開始にあたっては、実証実験発車式典を11月30日に開催、町民36世帯(上限)を対象とした車両貸出などを行う。
町としての実証実験は同町(人口約3万人)が初となる。
20151124上里町

同町では、同町や大学教授など産学官で構成する「上里町超小型モビリティ利活用推進協議会」を設置。
低炭素で環境に優しい超小型モビリティを、高齢者や子育て世代などの移動手段として活用し、自立支援の新たなまちづくりの可能性検証に取り組んできた。

今回の同実証実験では、太陽光発電の再生可能エネルギーの電力で充電し、走行することを中心とした走行実験を実施。
災害時に「超小型モビリティこむぎっちカー」を多数台連結して電力を確保し、避難した高齢者・乳幼児・けが人が安心して過ごせるよう、避難所へ電力を供給することも実証する。

「上里町超小型モビリティ実証実験発車式典」の開催日時は11月30日の10時30分~。
開催場所は上里町役場1階町民ホール(埼玉県児玉郡上里町大字七本木5518)。

「上里町超小型モビリティ実証実験」の貸出期間は2015年11月30日~2016年2月29日。
貸出台数は6台、運転者は町民36世帯(上限)。