【ニュース】 立命館アジア太平洋大学とオリックス不動産など、産学連携「友好交流に関する協定」を締結、「グローバル大学」と「観光事業経営」の連携で、地域活性化と人材育成を図る 大分県別府市
2021.12.03
立命館アジア太平洋大学(大分県別府市、出口治明学長)とオリックス不動産株式会社(東京都港区、深谷敏成社長)はこのほど、「友好交流に関する協定」を締結した。
同協定は、相互の人的・知的資源の交流および活用を通じ、教育、文化、まちづくり、国際化などの幅広い分野で相互に協力し、将来の観光産業や地域の価値創造に貢献する人材の育成および地域の活性化を図るというもの。
同大学が有する観光学分野の教育研究機能やこれらを学ぶ国際色豊かな学生の多様な感性と、同社がもつ経営ノウハウを組み合わせることで、観光を中心とした地域活性化の研究とその実現を図る。
同取り組みを通じて得られた知見・経験をもって、将来の観光産業や持続可能な地域づくりを担う学生の育成を目指す。
今後は、2022年4月より、オリックスグループの「別府温泉 杉乃井ホテル」(大分県別府市、杉乃井ホテル&リゾート株式会社、似内隆晃代表)で、ホテル事業を学ぶ体験学習を開始し、その後、オリックスグループが運営する水族館などの実例を基にした問題解決型学習を共同で企画・実施していく予定。
学生は、ホテルで有給型インターンシップとして、マーケティングなどの実務を担いながら学ぶ。
各国の音楽やダンス、家庭の味を再現した屋台イベントなどを通じ、世界の伝統芸能や文化を学生がホテルの利用客や地域の人々へ披露するマルチカルチュラル・アクティビティなど、ホテルでのイベントを学生が企画・運営する業界初のコンテンツ提供に向け、社員と学生が共にプロジェクトを進めるという。