【ニュース】 福山市、同市保有の商業施設「エフピコRiM」で運営事業者の福山電業と定期建物賃貸借契約を締結、施設の名称は「iti SETOUCHI」に 広島県福山市

2021.10.19
福山市(枝広直幹市長)は10月15日、同市が保有する(旧)福山市商業施設「エフピコRiM」(広島県福山市)の新しい運営事業者となる福山電業株式会社(広島県福山市、島田宗輔社長)と定期建物賃貸借契約を締結した。

合わせて福山電業は、建物1階に新たにオープンする施設の名称を「iti SETOUCHI(イチ セトウチ)」に決定した。
同施設は、2022年4月にプレオープンし、同年9月グランドオープンする予定。

「エフピコRiM」は,JR「福山」駅の西約500ⅿに位置し、1992年に「福山そごう」として建築されたもの。
そごう閉店後は同市が土地と建物を取得し、商業施設と公共施設が複合する施設として運営を行ってきたが、2020年8月末に閉店することが決まり、閉店後の活用方法について検討を進めてきた。

同市では2020年11月、本館1階と各駐車場を活用し、同駅周辺のエリア価値の向上に資する運営を行う民間事業者の公募(プロポーザル)を開始。
公募にあたり、同市では2つの基本コンセプト「福山の未来を育てる」「人と人、人とまちのつながり」を提示した。
2者からの応募があり、提案内容を評価した結果、福山電業を事業候補者に選定。
2021年4月に基本協定を締結し、契約内容や設計などについて協議を行ってきたという。