【ニュース】 後鳥羽院顕彰事業実行委員会、「後鳥羽院遷幸八百年 記念文化祭」を10月16日に開催、YouTubeライブなども実施 島根県海士町
2021.10.13
後鳥羽院顕彰事業実行委員会(島根県海士町、委員長:大江和彦町長)は、「後鳥羽院遷幸八百年 記念文化祭」を2021年10月16日に開催する。
承久3年(1221)、後鳥羽院により発せられた鎌倉幕府執権・北条義時追討の院宣に端を発する「承久の乱」。
この戦いで朝廷方が敗れたことにより、後鳥羽院は海士に遷ってから令和3年(2021年)で800年となる。
同町には院に由緒を持つ、多くの伝承と文化が伝えられているという。
同イベントは、今日の日本文化につながる数々の事業を進めた後鳥羽院に学び、その伝承と文化を継承するというもの。
同町では昨年、同実行委員会を改めて立ち上げ、遷幸800年を機に、今日的な価値も加えながら、未来につなげる事業を推進するとしている。
当日は、遷幸800年を記念し、隠岐神社を会場に大祭や記念文化祭を実施。
「後鳥羽院遷幸八百年記念大祭」(10時~)に続き、「記念文化祭」(13時~)では、100万人のクラシックライブ・かわず太鼓・こころ音雅楽会・隠岐島前神楽・白拍子舞・奉納刀神前打ち(月山貞利氏)・子どもたちの学習発表などを行う。
会場はいずれも隠岐神社だが、雨天の際は大祭と奉納刀神前打ち以外は隠岐開発総合センターで開催する予定。
記念文化祭の模様はYouTubeライブも行うとしている。
合わせて「新御番鍛治プロジェクト」も始動。
後鳥羽院がこよなく愛した日本刀の文化・技術を未来へつなぐため、同実行委員会ではその活動を支援する。
大祭当日より約3ヵ月間、クラウドファンディングサイト
「Makuake」で現代刀匠らによる作刀・太刀奉納へ向けた協力を募るという。