【ニュース】 コンテナホテルのデベロップと東みよし町、災害など有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」で災害協定を10月19日に締結 徳島県東みよし町
2021.10.13
コンテナホテルを全国展開する株式会社デベロップ(千葉県市川市、岡村健史代表)と徳島県東みよし町(松浦敬治町長)は、災害など有事に被災地に駆けつける「レスキューホテル」の出動に係る災害協定を2021年10月19日に締結する。
「レスキューホテル」の災害協定締結は、徳島県内では今回が初めて。
同社が運営する「ホテル アールナイン ザ ヤード」シリーズは、建築用コンテナモジュールを利用した1棟1客室の「動くホテル」。
平常時はホテルとして営業し、有事の際には客室をすみやかに被災地へ移設、避難施設等に利用する「レスキューホテル」としての役割を担う。
同県西部の山間部に位置する同町は、峻険な斜面が多く、町内には一級河川の吉野川をはじめとする複数の河川があることから、日頃から土砂災害や洪水などの自然災害に備えた対策を推進しているという。
「レスキューホテル」は、高い設置柔軟性を持ち、災害時もプライバシーが保たれるなど、予期せぬ災害にも柔軟に対応できることから、今回の協定締結に至ったとしている。
同社は、有事にレスキューホテルが迅速な出動を行えるよう、地方自治体との災害協定を進めており、現在までに68の自治体等との協定締結が完了しているほか、多くの自治体等と締結協議を行っているという。