【ニュース】 平田牧場など、旧割烹小幡をリノベーションした観光施設「日和山小幡楼」で新業態「ヒヨリベーカリー&カフェ」と「日和亭」を10月20日よりオープン 山形県酒田市
2021.10.11
株式会社平田牧場(山形県酒田市、新田嘉七代表)は、旧割烹小幡をリノベーションした観光施設「日和山小幡楼(ひよりやまおばたろう)」(山形県酒田市)で、新業態「ヒヨリベーカリー&カフェ」と「日和亭(ひよりてい)」を2021年10月20日にオープンする。
「ヒヨリベーカリー&カフェ」は、株式会社ブーランジェリーエリックカイザージャポン(東京都港区、木村周一郎代表)が全国31店舗を展開する「メゾンカイザー」で修行した職人が、メゾンカイザーと同じ製法で毎日焼きたてのパンを提供する平田牧場の新業態。
メゾンカイザーの代名詞「ファーメントバタークロワッサン」や「バゲット」をはじめ、平田牧場のブランド豚「平田牧場金華豚・三元豚」の精肉やハム・ソーセージを使用したオリジナルの惣菜パンも提供する。
カフェでは、パンケーキに国産の地粉強力粉「黄金鶴(こがねつる)」を使用、季節のフルーツ等をあわせたパンケーキやサンドイッチ、オープンサンドの他、キヌアをつかったサラダなどを提供。
「日和亭」では、大正時代に西洋文化をいち早く取り入れた小幡洋食部の進取の気風を受け継ぎ、伝統的なレシピの中に新たなエスプリを込めて温故知新の一皿にして提供する。
イタリア伝統のパスタ作りで小麦の風味と味を最大限に引き出した無添加の生パスタを平田牧場の金華豚・三元豚や海の幸を活かしたオリジナルソースのスパゲッティ、厚焼きたまごサンド、和を基調とした季節毎の甘味などが楽しめるという。
酒田市が新たにオープンする交流観光拠点施設「日和山小幡楼」は、「旧割烹小幡」の明治時代の料亭と大正時代の洋食屋をリノベーションした施設。
割烹小幡の創業は、1868年(明治9年)といわれており、高名な政治家や多くの文人墨客が足跡をとどめた。
平成に入り、全国的にも多くの老舗料亭が廃業していく中、小幡も1998年に閉店。
その後2009年に米国アカデミー賞を受賞した映画「おくりびと」のロケ地(NKエージェントビル)として人気を集めたが、老朽化が進んだこともあり、議論の結果、景観面・観光面でも貴重な財産と位置づけられ、日和山の新しいシンボルとして甦ることになったという。
「日和山小幡楼」の所在地は山形県酒田市日吉町2丁目9-37。
定休日は木曜日(2021年11月4日以降)、年末年始。
「ヒヨリベーカリー&カフェ」の営業時間は10時~18時(L.O 17時30分)、席数は40席。
「日和亭」の営業時間は11時~17時(L.O 16時30分)、席数は
28席。