【ニュース】 山形県とJR東日本グループ、山形新幹線と陸羽西線を使用し、最上地域と庄内地域で獲れた新鮮な魚介類を輸送、東京駅の店舗で提供 山形県舟形町
2021.09.30
山形県(吉村美栄子知事)とJR東日本グループは、2021年10月1日・8日の2日間、山形新幹線と陸羽西線を使用し、山形県最上地域と庄内地域で獲れた新鮮な魚介類を輸送、東京駅の店舗で提供する。
山形県内での在来線(陸羽西線)を使用した荷物輸送は初の試みだという。
同取り組みは、列車荷物輸送の定時性・速達性に加え、ブランテックインターナショナル株式会社(東京都千代田区、廣兼美雄社長)が提供する「HybridICE®(ハイブリッドアイス)」の鮮度保持技術を活用し、高鮮度の状態で山形県から魚介類を運ぶトライアル輸送を行うというもの。
同県と同グループは、ウィズコロナを乗り越えポストコロナを展望するため、山形新幹線等を活用し、新たな価値の提供に向け、今後も連携するという。
2021年10月1日は、山形新幹線つばさ128号(新庄駅7時16分発~東京駅10時48分着)を使用し、山形県舟形町特産の鮎を輸送する。
提供店舗は「羽田市場食堂 東京駅店」(東京都千代田区丸の内1-11-1)。
輸送品目は山形県舟形町特産、最上小国川で獲れる「天然鮎」約6kg。
輸送にあたっては、従来、鮮度落ちが早い生の鮎を、ブランテック社が提供する鮮度保持技術を活かし「獲れたて」に近い状態で首都圏に輸送する。
2021年10月8日は、陸羽西線(酒田駅6時発~新庄駅7時06分着)・山形新幹線つばさ128号(新庄駅7時16分発~東京駅10時
48分着)を使用し、庄内地域で水揚げされた「庄内北前ガニ」を輸送する。
提供店舗は「羽田市場食堂 東京駅店」(東京都千代田区丸の内1-11-1)。
輸送品目は庄内地域で水揚げされた、山形県がブランド化を進める「庄内北前ガニ」約4kg。
有名産地より約1ヶ月早い10月から漁が解禁となる。
輸送にあたっては、ブランテック社が提供する鮮度保持技術を活かし、ブランドガニの基本流通形態「活ガニ」の状態で首都圏に輸送する。