2015.11.12
三菱地所株式会社・東京商工会議所・株式会社東京會舘の3者は11月11日、千代田区丸の内三丁目に所在する「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京會舘ビル」の3棟一体建替えとなる「（仮称）丸の内3-2計画」で地鎮祭を実施した。
11月16日に着工し、2018年10月中旬の竣工を目指す。

同計画地は、世界有数のオフィス街・丸の内エリアの中でも、水と緑の景観が広がる皇居外苑と商業・文化色の色濃い銀座・日比谷・有楽町に近接した立地。
100年以上に渡り活動を続け、現在も多くの会員を有する東京商工会議所や、大正時代より続く国際社交場の東京會舘を低層部に構え、歴史を紡いできた高い「格式」に加え、商業・文化の香り漂う「華やかさ」を持つ両面性が同計画の特徴だという。


同計画では、MICE誘致機能強化に対応する大会議場やバンケットの整備、丸の内・有楽町地区の賑わいを更に活性化させる丸の内仲通り路面店舗の充実、エリアの防災機能を大幅に向上させる丸の内仲通り下の洞道整備等を実施。
丸の内エリアの魅力を高め、東京の国際競争力向上に貢献していくとしている。

開発計画の所在地は東京都千代田区丸の内三丁目2番ほか。
主要用途は事務所・会議室・バンケット・店舗・駐車場等。
敷地面積は約9,900㎡、延床面積約は17万3,000㎡。
構造は地上：鉄骨造、地下：鉄骨鉄筋コンクリート造。
階数は地下4階・地上30階・塔屋2階（建物高さ約150m）。
新築工期は2015年11月16日～2018年10月中旬（予定）。