【ニュース】 近畿文化会、有名な文化財を訪ねて著名な講師による講演と現地見学を行う「入門臨地講座」を開催、今年は「東寺」「東大寺」「大阪城」の3講座 大阪府大阪市
2021.09.06
近鉄グループホールディングス株式会社(大阪市天王寺区、小倉敏秀社長)は、近鉄の文化事業「近畿文化会」で、今年も、有名な寺社や史跡を訪ねて歴史・文化財研究の第一線で活躍する講師の講演と現地見学を行う「入門臨地講座」を開催すると発表した。
今年は「東寺」「東大寺」「大阪城」の3講座で、各講座とも午前中教室で講師の講演を聴いて基礎的な知識を得た後、午後は講師の解説を受けながら現地を見学して知識を体感する。
「臨地講座」は、専門の知識をもった講師の案内で寺社や史跡を訪ねる見学会。
その中でも「入門臨地講座」は、特に有名な寺社や史跡を訪ねて易しく解説する内容で、同会員以外の人も多く参加し、今年で3回目の開催となる。
分かりやすい解説で文化財の魅力を再発見できるため、毎回多くの人が参加し、好評を得ているという。
「近畿文化会」は、沿線に数多くの文化財を持つ近畿日本鉄道が
1949年に「文化財愛護の心を養い、歴史的知識を高める」ことを目的に設立した。
近鉄沿線を中心に寺社や史跡などを紹介する月刊文化冊子「近畿文化」の発行と「臨地講座」の開催を軸に、文化財の魅力を発信する活動を行っている。
2021年に開催する「入門臨地講座」の第1回「仏像入門 東寺のみほとけたち」(講師は奈良大学教授・関根俊一氏)の開催日は10月23日。
集合はキャンパスプラザ京都(近鉄・JR・地下鉄「京都」駅から徒歩)。
第2回「東大寺の伽藍に日本建築史の軌跡をたどる」(講師は大阪電気通信大学教授・矢ヶ崎善太郎氏)の開催日は11月23日。
集合は東大寺総合文化センター(近鉄奈良線「近鉄奈良」駅より路線バス)。
第3回「大阪城 –三層重ねの歴史をたどる-」(講師は大阪歴史博物館館長・大澤研一氏)の開催日は12月4日。
集合は大阪歴史博物館(大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目」駅より徒歩)。
定員は各回100名(参加は小学校5年生以上、中学生以下は要保護者同伴)。
参加費は各回2,500円(税込み、返金不可)。
参加申し込み期間は各回とも開催日の4日前まで(定員に達し次第受付終了)。
申し込み方法は電話・FAXまたはメールにて近畿文化会事務局まで。
参加費には拝観料・お供え等を含む。
昼食は各自自由昼食(各自負担)。
行程中を含む移動にかかる交通費は各自負担。
なお、新型コロナウイルスの感染状況により、やむを得ず中止・延期または内容を変更する場合あり。