【ニュース】 三菱地所など3社、合弁会社を設立し、東松山市で街路樹の剪定枝等を活用したバイオマス発電事業に参入 埼玉県東松山市

2021.06.01
三菱地所株式会社(東京都千代田区、吉田淳一社長)・静岡ガス&パワー株式会社(静岡県富士市、松本尚武社長)・プロスペックAZ株式会社(名古屋市中村区、遠山知宏代表)の3社は、共同で合弁会社「東松山バイオマス発電合同会社」(埼玉県東松山市)を設立、街路樹の剪定枝等を活用したバイオマス発電事業に参入する。
今後は、東松山市でバイオマス発電所を開発、2022年度より運転を開始する予定。

街路樹は、無機質になりがちな都市景観にうるおいを与えるだけでなく、夏の日差しを遮るほか、排気ガスや騒音をやわらげるなど、道路沿いの環境を守る役割があり、都市部のヒートアイランド現象緩和にも貢献している。
一方で、都市部の街路樹や公園の樹木などの生育に伴って発生する剪定枝の推定量は、関東1都6県だけでも年間約50万トンといわれており、その大部分は、廃棄処分または焼却処分されているという。

同発電事業では、街路樹や公園の樹木などから発生した剪定材を燃料として再利用し、年間約1,500万kWh(一般家庭で約4,800世帯分の電力に相当)を発電、年間約 6,900トンのCO2削減を見込む。

国内外で脱炭素社会の実現に向けた要請や取り組みが相次ぎ、再生可能エネルギーへの関心が急速に高まるなか、同事業の取り組みは、都市の廃棄物をまちのエネルギーに変える地域循環型の再生可能エネルギー発電事業。
今後も剪定枝を活用したバイオマス発電を全国各地で十数件程度手掛けるなど、同取り組みの拡大を通じ、持続可能な社会の実現に貢献するとしている。

「東松山バイオマス発電合同会社」の所在地は埼玉県東松山市大字大谷字町田5273番地。
設立日は2021年3月。
資本金は1億円。

「(仮)東松山バイオマス発電所」の所在地は埼玉県東松山市大字大谷字町田5273番地。
燃料は街路樹等の剪定枝年間約3万トン。
着工は2021年10月予定、運転開始は2023年3月予定。