【ニュース】 大衆酒場 八六、沖縄古民家を再利用した新業態の沖縄そば専門店「那覇そば処 たからまちがー」を4月29日にグランドオープン 沖縄県那覇市

2021.04.28
那覇市安里の「大衆酒場 八六(たいしゅうさかば はちろく)」(沖縄県那覇市、上原良太代表)は、沖縄古民家を再利用した新業態の沖縄そば専門店「那覇そば処 たからまちがー」(沖縄県那覇市)を2021年4月29日にグランドオープンする。

同店が立地する那覇市高良は、沖縄本島の南部、小禄台地の南西部に位置し、沖縄戦後、いち早く栄えた地区。
閑静な住宅街の中に佇む、築53年・沖縄独自の「角出しRC造住宅」の古民家をリノベーションした。

約50坪の広々とした店内では、昔のウチナーンチュの暮らしが体感できるよう、畳席18席は間取りや天井は改築せず、そのまま使用。
仏壇や棚なども、当時のものを活用した。
戦後、上原代表の祖母も、那覇市奥武山で沖縄そば店を営んでいたこともあり、「古き良き、懐かしい沖縄を味わってほしい」という思いが詰まった店舗に仕上がったとしている。

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同店で提供するのは、無化調にこだわった沖縄そば。
「最後まで飲み干せるスープ」をコンセプトに、出汁のベースには、沖縄県産鶏、鹿児島県枕崎市の鰹節を使用した。
そばのメニューは、「本ソーキそば」「三枚肉そば」の2種類のみで、大・中・小の3サイズを用意(「三枚肉そば」は税込400円~600円、「本ソーキそば」は税込500円~700円)。
季節の野菜を使用し、主役のそばを邪魔しないジューシー(沖縄風の炊き込みご飯、税込100円~200円)とお稲荷(1個税込100円)も用意する。

長年、住居として使われてきた同店には、大家さんが愛情を注いで手入れをしてきた約200坪の庭がある。
マンゴーやグレープフルーツ、フーチバー(ヨモギ)も栽培しているという。
沖縄そばの出来上がりを待つ間、のんびりと庭の散策も可能で、日常の喧騒を離れ、ゆっくりとした沖縄時間を過ごしてもらいたいという。

「那覇そば処 たからまちがー」の所在地は沖縄県那覇市高良1丁目6-13、交通はゆいレール「赤嶺」駅より徒歩13分。
営業時間は11時~15時(L.O.14時30分)、定休日は不定休。