【ニュース】 木環の杜、四倉工場の操業を開始、製材・木材加工品で国産材の活用拡大 福島県いわき市
2026.03.25
住友林業株式会社(東京都千代田区、光吉敏郎社長)傘下の株式会社木環の杜(こわのもり、福島県いわき市、安永友充社長)は
2026年3月24日、新設した四倉工場(福島県いわき市)の操業を開始した。
同工場は、いわき四倉中核工業団地内に位置し、スギの中大径木を主体とした国産材の製材・加工を担い、主にツーバイフォー住宅で利用する構造用製材(ディメンション材)を製造する。
国産材の活用を促進し、国内の持続可能な森林経営と木材市場の活性化に貢献するという。

工場内は、原木置き場、選木リングバーカー(太さ・長さなどが異なる丸太を自動で測定、仕分けし皮をむく設備)、製材棟、天乾材置場、乾燥機・ボイラー、加工棟、チップ・おがヤードの各施設で構成、原木受け入れから加工まで、一貫した生産体制を備えた。
3Dスキャナーでスギ丸太の太さを測定して切断面を決定、木材を切り出す工程を全自動化するなど、最新鋭の設備の導入により、効率的な生産を可能としている。
主要原料は福島県産材で、周辺地域の原木需給への影響を考慮しながら段階的に集材量を増やし、年間原木投入量11万m³を目指すという。
輸入材使用比率の高い住宅部材に国産材を積極的に活用、特に国産材比率が低いディメンション材の国産材化を推進する。
国内の新設住宅着工数が減少傾向にある中、国産材の使用比率を高め、国産原木の需要量を一定量保ち、ウッドショックの様な外的要因に左右されず安定的に構造材を供給できる体制を構築するとしている。













