【ニュース】 北九州市と北九州モノレールなどが連携協定、徳力公団前駅周辺で新たな機能を集積、公共交通を再構築 福岡県北九州市

2025.12.25
北九州市(武内和久市長)、独立行政法人都市再生機構九州支社(福岡市中央区、水野克彦支社長)、北九州高速鉄道株式会社(北九州市小倉南区、上田浩社長)、西鉄バス北九州株式会社(北九州市小倉北区、吉田透社長)の4者はこのほど、未来を見据えたまちづくりを目指し、北九州モノレール沿線のまちづくりに関する連携協定を締結した。

同沿線では、大規模住宅団地の整備や土地区画整理事業による宅地整備など、モノレールを主軸としたまちづくりが行われてきた。
中でも「徳力公団前」駅周辺は、大規模団地が立地し人口が集積していることに加え、モノレールと路線バスが交わる交通結節点であることから、生活機能・交通機能ともに高いポテンシャルを有する地域となっている。



今回の協定締結により、4者は連携・協力し、徳力公団前駅周辺での新たな機能の集積、公共交通の再構築に取り組む。
「まち」と「交通」を未来志向でアップデートしていくことで、次の世代に選ばれる持続可能なまちづくりを推進するという。

連携協定の内容は以下の4項。

(1)日常生活を支える高次な都市機能の集積
(2)持続可能な公共交通体系の実現に向けたネットワークの再編
(3)多様な交通サービスを快適に利用できる交通結節機能の強化
(4)UR賃貸住宅ストック活用・再生ビジョンに基づくストック
   再生の推進その他まちづくり関連等の取組