【ニュース】 ラサール不動産投資顧問と東急不動産、マルチテナント型物流施設「(仮称)本牧物流センター(西)」を2026年1月5日に着工 神奈川県横浜市

2025.12.23
ラサール不動産投資顧問株式会社(東京都千代田区、奥村邦彦社長)と東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)は、特定目的会社を通じて共同開発するマルチテナント型物流施設「(仮称)本牧物流センター(西)」(横浜市中区)の地鎮祭を2025年12月15日に実施した。
着工は2026年1月5日、竣工は2028年2月の予定。

同施設は、首都高速湾岸線「本牧ふ頭」ICより約2.7Kmに位置し、東京中心部や羽田空港へのアクセスにも恵まれた立地。
工業専用地域にあるため、24時間稼働できるほか、本牧ふ頭・南本牧ふ頭に隣接していることから、コンテナターミナルとの一体的運用にも適しているという。



同施設では、1階から5階まで各階に接車可能なランプウェイを2基設置し、最小分割面積約770坪~ワンフロア面積約1万3,000坪まで様々なニーズに対応可能。
1階には可変温度仕様(マイナス25℃からプラス5℃帯まで)の冷凍冷蔵設備を実装、2階から5階には夏の熱中症対策のため、作業用の空調設備を竣工時から導入予定としているほか、敷地内には危険物倉庫の設置を予定している。
防災面では、揺れに強い制振構造を採用、地震による揺れを大幅に低減するという。

「(仮称)本牧物流センター(西)」の所在地は横浜市中区錦町38番8。
敷地面積は11万3,545.33㎡、延床面積は本体建物が25万
8,518.75㎡・危険物倉庫が957.60㎡。
構造・規模は本体建物が鉄筋コンクリート造一部鉄骨造・地上5階建・制震構造、危険物倉庫が鉄骨造・地上1階建。
竣工は2028年2月29日(予定)。