【ニュース】 富士吉田市など、有償での「レベル2」による自動運転EVバス運行の実証実験を1月5日より実施 山梨県富士吉田市

2025.12.23
山梨県富士吉田市(堀内茂市長)・富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)・富士急バス株式会社(山梨県富士河口湖町、古屋毅社長)の3者は、2026年1月5日~2月28日の期間、有償での「レベル2」による自動運転EVバス運行の実証実験を実施する。

3者は、持続可能な地域公共交通の実現に向け、オペレーターが乗った状態で一部の運転をシステムが担う「レベル2」による自動運転EVバス運行の実証実験を、2023年10月~2025年5月の期間、様々な走行環境で行ってきたという。



今回は、次のステップとして、有償での実証運行を同市内の公道「富士みち」を中心とする市内を循環するルートで実施する。

今後は、オペレーターに替わり、システムが運転を制御する「レベル4」運行に必要な許認可を取得し、2026年度に「レベル4」の社会実装を目指すとしている。

運行車両は「TIER ⅣMinibus(ティアフォーミニバス)」2.0(ベース車両BYDJ6)。
運行速度は時速35km以下。
乗車定員は16人(オペレーター1人含む)。
運行期間は2026年1月5日~2月28日。
運行区間は富士吉田市内を循環するルート全長約5.2km。
運行本数は1日6便、乗車場所は13カ所。
乗車運賃は大人100円、小人50円(小学生未満無料)。
運行体制は乗務員1人、遠隔監視員1人。