【ニュース】 尼崎市、ものづくりを核とした新たなオープンイノベーション拠点を2026年4月に開設 兵庫県尼崎市
2025.12.19
尼崎市(松本眞市長)は、尼崎信用金庫、尼崎商工会議所、一般財団法人近畿高エネルギー加工技術研究所、公益財団法人尼崎地域産業活性化機構との公民連携体制で、「オープンイノベーション拠点ARKade(アーケード)」を2026年4月に開設する。
同施設は、地域内外のものづくりをはじめとする企業の経営者や後継者、社員のほか、起業家、クリエーター、大学、金融機関、行政機関など、多様な主体が互いの強みを活かして事業共創を行うというもの。
尼崎信用金庫旧中央支店のリノベーション施設(兵庫県尼崎市神田中通2丁目27番地)内に開設する。

同市は明治時代、紡績工場の開業により、工業都市として発展。
尼崎市産業振興基本条例(2014年10月)でも、ものづくり産業は同市における産業の中核として位置づけられている。
こうした中、同市ではオープンイノベーションコア尼崎運営協議会が2024年4月に設立。
立ち上げから約1年半、1社1者への丁寧な支援コーディネートを強みに、市内企業同士の協業や、スタートアップ誘致の案件が進むなど、イノベーションの兆しが出てきているという。
今回、まちの共創を加速化させることを目的に、同拠点の開設に至ったとしている。
同拠点では、同協議会によるワンストップの無料相談対応に加え、共創やイノベーションを促す交流会、ワークショップ等のイベントやプログラムを提供。
コワーキングスペースやミーティングルーム、チャレンジショップなど、挑戦する人・企業のアイデアをカタチにするための多彩な機能を備えるという。
今後は順次、実施するプログラムや会員プラン、施設利用料などの詳細情報を市のウェブサイト等で発表するとしている。













