【ニュース】 野村不動産と竹中工務店、地下鉄「天神」駅直結の「(仮称)福岡天神センタービル建替計画」を着工 福岡県福岡市
2025.12.17
野村不動産株式会社(東京都港区、松尾大作社長)と株式会社竹中工務店(大阪市中央区、佐々木正人社長)は、「(仮称)福岡天神センタービル建替計画」(福岡市中央区)の起工式を2025年12月15日に実施、12月16日に着工した。
同ビルでは、福岡市営地下鉄「天神」駅に直結し、地上バス停とも近接する交通結節点となり、各種イベントなども開催可能な広場空間を計画。
2階のオフィスエントランスには、入居企業専用のラウンジを設置、ランチや休憩スペース、パーソナルワークやミーティング、貸切イベントにも対応する。
屋上には、玄海灘を見渡す入居企業専用のテラスラウンジを設置するという。

環境対策では、CASBEEやBELS認証などの環境認証取得予定としており、福岡市の「グリーンボーナス」第1号認定を取得する。
「グリーンボーナス」とは、民有地での「見せる」みどりづくりを後押しする同市の「グリーンビル促進事業」のうち、都心中心部で緑化や環境に配慮したビル計画に対し、容積率緩和のインセンティブを付与する制度。
さらに、同市が推進する「都心の森1万本プロジェクト」や、「Fukuoka Art Next」などの取り組みも実施する。
「Fukuoka Art Next」とは、福岡市美術館や福岡アジア美術館の取り組みを発展させ、彩りにあふれたまちを目指すプロジェクト。
アートの力による都市の成長と生活の質の向上の好循環を創り出し、「人と環境と都市活力の調和がとれたアジアのリーダー都市」を目指すとしている。
「(仮称)福岡天神センタービル建替計画」の所在地は福岡市中央区天神2丁目198番1外、交通は福岡市営地下鉄「天神」駅より徒歩1分。
敷地面積は4,863.19㎡・延床面積は約6万9,000㎡。
構造・規模はS・SRC・RC造、地上21階・地下3階。
竣工は2028年度(予定)。













