【ニュース】 クラッソーネと三島信用金庫、地域の空き家・老朽建築物に関する課題解決を目的に業務提携 静岡県三島市

2025.12.17
解体工事DXプラットフォームを運営する株式会社クラッソーネ(名古屋市中区、川口哲平代表)と三島信用金庫(静岡県三島市、髙嶋正芳理事長)はこのほど、地域の空き家・老朽建築物に関する課題解決を目的に業務提携した。

同信用金庫では、地域住民や取引先から空き家・家じまいに関する相談が増加しており、金融領域にとどまらない支援体制の強化が求められていた。
一方同社は、全国2,300社以上の工事会社と施主をつなぐ解体工事DXサービス「クラッソーネ」を運営、累計16万件以上の利用実績を有している。
今回の提携により、地域住民→金融機関→専門支援が一本化された、家じまい支援の新しい流れを構築するという。

今後は、同信用金庫の窓口・担当者から空き家・解体相談を同社へ連携し、見積比較・工事会社紹介・施工支援・土地売却までをワンストップで支援。

また、同信用金庫のネットワークを活かし、地域工事会社のプラットフォーム登録を促進、地元企業が地域住民の案件を受注できる機会を増やし、地域内で仕事が回る仕組みを構築する。

その他、自治体と空き家相談会・セミナーを共同で開催、解体費用の可視化支援など、DXを活用した公民連携を推進するという。