【ニュース】 四天王寺大学、商店街内の空き店舗に「地域経済研究所」を設置、地域創生教育の確立を目指す 大阪府藤井寺市

2025.12.03
四天王寺大学(大阪府羽曳野市、須原祥二学長)は、地域社会との密接な連携と協働を強化、地域創生教育の確立を目的に「地域経済研究所(通称:エリアデザイン・ラボ)」(大阪府藤井寺市)を設置する。
2025年12月20日にオープニングイベントを開催する予定。

同研究所では、学生に実践的能力を修得する機会を提供、地域との持続可能な共存共栄の関係性を築く「連携活動の拠点」を目指す。
藤井寺一番街商店街内に所在する空き店舗をリノベーションする形で開設する。



教育・研究活動では、授業・ゼミの開催、学部横断的なPBL(課題解決型学習)の実践拠点として活用。
チャレンジショップの運営や学生マルシェの開催などを予定している。

また、学生が中心となり、幼児・学童から高齢者と交流するセッションを開催。
看護学部による地域住民向けの認知症カフェや健康相談交流会、社会学部・教育学部による放課後児童を対象とした学習サポートや短期保育・教育イベントなどを計画している。

学生支援では、地域での学生アルバイトの紹介、キャリア支援では地元企業とのマッチングの拠点として活用し、地域雇用を促進する。

なお、同研究所の設置にあたっては、運営ノウハウのある都市計画コンサルタント企業のランドブレイン株式会社が運営主体となり、共同・協働スキームで開始、学生の活動を通じ、研究所運営ノウハウの獲得を目指すとしている。

「地域経済研究所(通称:エリアデザイン・ラボ)」の開設場所は藤井寺一番街商店街内(大阪府藤井寺市藤井寺一丁目2-9 吉田ビル)。