【ニュース】 名古屋鉄道、名古屋市港区西福田学区を中心としたエリアでのAIオンデマンド交通の実証実験に11月13日より参画 愛知県名古屋市

2024.10.31
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、高崎裕樹社長)は、国土交通省「令和6年度共創・MaaS実証プロジェクト・共創モデル実証運行事業」の「名古屋市MaaS西福田実証プロジェクト」の一員として選定され、名古屋市港区西福田学区を中心としたエリアでの
AIオンデマンド交通の実証実験に2024年11月13日より参画する。

同社は同実証実験の開始にあたり、名古屋市に特化したマイクロ
MaaSアプリ(WEB版)「デライド」のサービス提供を開始。
これは、同社が提供するエリア版MaaSアプリ「CentXセントエックス」の機能を活用し、地域住民や来訪者に対する交通手段に加え、観光地や商業施設等の情報を提供、スムーズな移動と周遊の促進により、地域活性化を図るもの。

同社が地域の自治体と連携し、マイクロMaaSアプリ(WEB版)を導入する事例は、岡崎市、春日井市、常滑市、愛知県(東三河地域)、一宮市に続いて6例目となる。
また、名鉄タクシーホールディングス株式会社(名古屋市中川区、浅野丈夫社長)は、同エリアでのAIオンデマンド交通「Dバス」の運行主体として、電話予約受付と名鉄交通第三株式会社(名古屋市中川区、浅野丈夫社長)による車両運行を担当する。
「Dバス」とは、西福田学区周辺を運行する、タクシー(デマンド交通)と路線バス(乗合交通)の長所を掛け合わせた交通モードの名称。
利用者は、乗車場所および降車場所、希望乗車時刻または希望降車時刻を指定し、車両予約をすることができる。

サービス開始日(予定)は、なごやMaaS「デライド」のリリースが2024年11月6日、実証運行開始が11月13日。