【ニュース】 JR西日本ステーションシティなど、「大阪ステーションシティ」の「サウスゲートビルディング」で2011年の開業以来初となる大規模リニューアル計画を始動 大阪府大阪市

2024.10.09
JR西日本ステーションシティ株式会社(大阪市北区、平野賀久社長)・株式会社大丸松坂屋百貨店(東京都江東区、宗森耕二社長
)・JR西日本SC開発株式会社(大阪市北区、橋本修男社長)の3社は、「大阪ステーションシティ」(JR「大阪」駅を中核とした巨大複合商業施設)の「サウスゲートビルディング」(大阪市北区)で2011年の開業以来初となる大規模リニューアル計画を始動する。
2025年秋から約4年をかけて施設全体を段階的にリニューアルし
、グランドオープンは2029年の予定。

同ビルは、JR各線「大阪」駅に直結する、百貨店やホテル、クリニックなどで構成する複合商業施設。
1983年に地上27階・地下4階の巨大複合施設「アクティ大阪」として開業、2011年に地上15階のビルを増設し、「サウスゲートビルディング」として生まれ変わっている。

リニューアル後の新たな同ビルの商業エリアについては、地下2階~9階を大丸松坂屋百貨店が、10階~15階をJR西日本SC開発が運営する予定。

大丸松坂屋百貨店親会社のJ.フロントリテイリングは、大阪を重点エリアとしており、同ビルの大丸梅田店を関西圏での重要な拠点と位置付けている。
国内外からの広域集客を目指すため、これまで培ってきた商業施設運営の知見を集結させ、フロア構成を抜本的に見直す予定だという。

また、「大阪ステーションシティ」の「ノースゲートビルディング
」でファッションビル「ルクア大阪」を運営するJR西日本SC開発は、同ファッションビルとの買い回りや相乗効果が期待できる専門店を集積させたショッピングセンターを新たに開発、ファミリー層やインバウンド需要の取り込みを図るとしている。
また、2026年以降、「ルクア大阪」でもリニューアルを計画しているという。

「サウスゲートビルディング」の開業は2011年3月(「アクティ大阪」としては1983年開業)。
階数は地下4階・地上27階(今回リニューアルするフロアは地下2階~地上15階部分)。
敷地面積は約1万75㎡、延床面積は約17万1,000㎡。

なお、JR西日本ステーションシティ株式会社の旧社名は大阪ターミナルビル株式会社(名称変更日は2024年10月1日)。