【ニュース】 YKK AP、三重工場内にエクステリア施工技術研修所を開設、施工技能者不足の解決と製品の最終品質確保を目指す 三重県四日市市

2024.10.03
YKK AP株式会社(東京都千代田区、魚津彰社長)は2024年10月2日、同社三重工場(三重県四日市市)内に、東海・北陸エリアを対象としたエクステリア施工技術研修所「DO SPACE 三重」を開設した。
エクステリア業界の施工技能者不足の解決と製品の最終品質の確保を目指し、エクステリア施工技能者の育成や施工品質の向上を推進する。

同社では、施工技能者の育成や施工技能の伝承、高水準な品質を担保するための研修カリキュラムを開発・実行するエクステリア施工技術研修所「DO SPACE」を2020年より運営。
今回開設した同研修所は、埼玉・四国・九州に続くもので、既存の「DO SPACE」のカリキュラムの開発で得た知見・ノウハウを展開し、エクステリア施工を専門とするプロユーザーだけではなく、窓まわりの施工が中心でエクステリアの施工実績が少ない建材流通店やエクステリア販工店などの多能工化も支援するという。

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研修では、「施工品質の確保」と「作業効率」が両立できるように、実現場での施工技能者の工夫を収集して見える化したメーカー推奨の標準施工手順で実習を行う。
また、これまでの「DO SPACE」と同様に、実現場を再現した研修スペースにより実践的な施工技能の習得ができるカリキュラムを実施する。

なお同社では今後、「DO SPACE」開設エリア以外でも同様の施設の展開を進め、施工技能者の育成や施工技能の伝承を推進することにより、エクステリア業界の課題解決や、ユーザー満足度の向上に貢献するとしている。

エクステリア施工技術研修所「DO SPACE 三重」の所在地は三重県四日市市中野町2044 YKK AP三重工場内。
延床面積は320㎡(同工場B棟2階部分)。
主な実技研修商品は「カーポート」「テラス囲い・テラス屋根」「デッキ」「バルコニー」「ハンドレール」「玄関スクリーン」「フェンス」「外装材」の計8アイテム。
利用方法はYKK AP担当営業を通じた予約制(土日祝休館)。
対応目標件数は研修回数51回・対象者数150名(2024年10月~
2025年3月)。
投資金額は約1億円。