【ニュース】 名古屋鉄道、犬山線「布袋」駅高架下木造商業施設の名称を「MOKU KICHI」に決定、10月23日に開業 愛知県江南市
2024.09.11
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、高崎裕樹社長)は、魅力ある地域づくり・まちづくりの推進の一環として名鉄犬山線「布袋」駅(愛知県江南市)高架下で開発を進めている木造商業施設の名称を「MOKU KICHI(モクキチ)」に決定、2024年10月23日に開業する。
第1期テナントとして、飲食店や食物販、コンビニエンスストアをはじめ、利便性・賑わいを促す7店舗が出店する予定。
同駅周辺は、鉄道高架化事業、土地区画整理事業や、江南市が取り組む布袋駅東駅前広場、江南市布袋駅東複合公共施設の整備など、新たなまちづくりが進んでいるという。
同施設では、愛知県内で産出された「あいち認証材」をふんだんに使用し、木材による柔らかい印象を演出。
共用部では、施設全体をデッキでつなぎ、回遊性を持たせるとともに、デッキの段差や柱によって人が集まる空間を創出する。
また、駅前広場とロータリーをつなぐ東西の動線を意識し、同駅周辺の一体感を演出するほか、外周にはデッキベンチを設け、駅前広場側にはテイクアウト窓口を設けた区画を配置する等、まちに開かれた作りとする。
旧布袋駅の木造駅舎は大正元年に開業し、解体時には現存する名古屋鉄道の木造駅舎の中で最古のもの。
地域の歴史を継承し、訪れた人が懐かしさを感じられる空間を創出したいとの想いから、車寄せアーチをはじめ旧駅舎の一部を今回の同施設内に移設している。
名鉄犬山線「布袋」駅高架下木造商業施設「MOKU KICHI(モクキチ)」の所在地は愛知県江南市布袋町西布218。
延床面積約は1,132㎡。
構造・規模は木造・平屋建。
用途は食物販・飲食・コンビニ等。
駐車場有り。
開業日は2024年10月23日。