【ニュース】 陽と人・日本郵政・日本郵便・JR東日本の4社、化学肥料や除草剤不使用の桃と規格外の桃を「ゆうパック」と「はこビュン」で輸送する実証実験を7月16日より実施 福島県国見町

2024.06.06
株式会社陽と人(ひとびと、福島県国見町、小林味愛代表)・日本郵政株式会社(東京都千代田区、増田寬也社長)・日本郵便株式会社(東京都千代田区、千田哲也社長)・東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、喜㔟陽一社長)の4社は、各社が保有するリソースやノウハウを活用し、化学肥料や除草剤不使用の桃と規格外の桃を、日本郵便の「ゆうパック」と新幹線を活用した荷物輸送サービス「はこビュン」が連携し輸送する実証実験を2024年7月16日より実施する。

4社は、「物流の2024年問題」「CO2排出量削減」「地方創生」などの課題解決の一助を担うことを目的に、業界の垣根を超えたサプライチェーンの構築に取り組んでおり、今回の同取り組みもその一環。
ビジネスモデル、スキーム、オペレーションの観点から、持続可能な取り組みとなるかを検証し、環境に配慮した「選んでいただける
」商品・物流になること目指すという。

同実証実験では、業種業界の垣根を超えた共創により初めて実現した「ゆうパック」×「はこビュン」により、産直品を輸送・販売。
陽と人・日本郵政グループ・JR東日本グループの輸送モード連携の実証実験に加え、輸送した桃の販売、PRイベントなどを実施する。
「栽培方法を工夫した農産物や規格外農産物を、消費者が理解して購入し、直接届く」といった新しいサプライチェーンの実現と検証、新幹線による荷物輸送におけるオペレーション改善の検証を行う。

実証実験の実施期間は2024年7月16日~9月6日の期間中、28日間(予定)。
参画企業の役割は、陽と人がプロジェクト企画・商品販売、日本郵政グループが「福島」駅までの配送・「東京」駅からの配送・商品販売、JR東日本グループが「福島」駅から「東京」駅までの輸送
・商品販売。

輸送対象列車は「やまびこ146号」(「福島」駅16時16分発→「東京」駅17時48分着)。
販売商品は「桃源の極み」(高品質・希少部位、税送料込価格1万2,270円、内容量2.0kg、限定200箱)、「訳あり桃」(税送料込価格2,800円、内容量1.5kg、限定2,200箱)、「訳あり桃(上)
」(税送料込価格5,100円、内容量2.0kg、限定350箱)。
購入方法は「ふるさと小包チラシ」での申し込み(2024年6月10日~8月16日、島しょ地域を除く関東地域への配達に限定)。

今後のスケジュールは、2024年の6月10日に購入申込受付開始、7月16日~9月6日に「ゆうパック」×「はこビュン」の輸送実施、9月~12月に効果検証。
内容については、今後の状況により変更となる可能性あり。