【ニュース】 浜松市、市有財産の有効活用を目的に公募型プロポーザルを実施、採択された事業の提案者には遊休財産を無償で貸付 静岡県浜松市
2024.06.06
浜松市(中野祐介市長)は、市有財産の有効活用を目的に、有給財産(行政目的がなくなった普通財産のうち活用方針が定まっていない不動産)について、中山間地域の課題解決や地域振興に資する利活用方法の提案を求める公募型プロポーザルを実施する。
採択された事業の提案者には、その遊休財産を無償で貸付。
同プロポーザルは、毎月締切を設け、対象となる遊休財産で物件ごとに年間を通して募集、自由な発想による提案を期待しているという。
対象物件(2024年6月3日現在)は、旧春野北小学校(浜松市天竜区春野町杉242-2)、旧春野東中学校(浜松市天竜区春野町石打松下223-1)、旧勝坂神楽の里(浜松市天竜区春野町豊岡286ほか)、旧石切みやま会館(浜松市天竜区春野町石切301番地-1)。
対象物件は月末に更新される場合あり。
現在対象となっている物件は同市ホームページの物件リストを要確認。
主な貸付条件は、「浜松市中山間地域振興計画」で掲げる主要施策の4項目以上に該当すること、貸付期間は10年以内(更新可能)、貸付料は無料(民法第593条に基づく使用貸借契約)、借受者が自ら貸付物件の修繕・維持管理等を行い安全に使用すること、事業に必要な光熱費や貸付物件の管理にかかる費用等は借受者が負担すること、避難所・投票所・防災ヘリポート等に指定されている物件についてはその使用が可能な態勢で使用すること。