【ニュース】 荘園の里推進委員会、国の重要文化的景観に選定された「田染荘小崎地区」で「御田植祭」を6月9日に開催 大分県豊後高田市

2024.05.23
荘園の里推進委員会(大分県豊後高田市)は、国の重要文化的景観に選定され、平安時代から1,000年以上の時を経ても変わらない「田染荘小崎地区(たしぶのしょうおさきちく)」(大分県豊後高田市)で、「御田植祭(おたうえさい)」を2024年6月9日に開催する。

会場では、地元女性部による荘園米おにぎりなど地元食材を使用した料理の販売を行うほか、スイーツ・手づくり小物が並ぶ「荘園マルシェ」も同時開催する予定。

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平安時代に宇佐神宮の荘園の1つとして誕生した「田染荘」は、地形に合わせてつくられた大小様々な水田や、伝統的な地割が踏襲された集落などが1,000年以上経った今でもほとんど変化せず、その田園風景が色濃く残されているという。
この「田染荘小崎の農村景観」は、平成22年に国の重要文化的景観、平成23年12月にはユネスコ未来遺産に登録され、さらに平成25年5月には、国東半島を含む一帯が世界農業遺産に認定されている。

「田染荘御田植祭」の開催日は2024年6月9日(雨天決行)。
開催時間は11時~15時。
開催場所はほたるの館周辺(大分県豊後高田市田染小崎2596)。
開催内容は、地元女性部による荘園米のおむすび等の販売・荘園マルシェ開催(11時~)、御田植祭神事・歓迎式(13時~)、田植え交流会(13時~)。