【ニュース】 JR四国など、新築賃貸住宅「J.リヴェール高松浜ノ町学生会館」を建設、ジェイ・エス・ビーが「UniLife 高松駅前食事付きマンション」として運営 香川県高松市

2024.04.24
四国旅客鉄道株式会社(香川県高松市、西牧世博社長)は、新築賃貸住宅「J.リヴェール高松浜ノ町学生会館」(香川県高松市)を建設する。
同社では、非鉄道事業での最大限の収益拡大を目指し、「J.リヴェール」ブランドの賃貸住宅事業の拡大を進めており、同事業もその一環。

同事業は、同社が学生会館(食事付)の賃貸マンションを建設し、株式会社ジェイ・エス・ビー(京都市下京区、近藤雅彦社長)が「UniLife 高松駅前食事付きマンション」として運営するもの。
同物件が所在する浜ノ町周辺は、2025年に徳島文理大学高松駅キャンパスが開校することにより、賃貸住宅需要が期待できるエリア。
若い世代の交流・居住を促進し、地域の賑わい・発展につなげるとしている。
なお、同社による学生会館の開発は、今回が初めて。

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同物件は、JR各線「高松」駅より徒歩9分、徳島文理大学高松駅キャンパスより徒歩4分の立地。
JR「高松」駅直結の駅前商業施設「TAKAMATSU ORNE(高松オルネ)」には、スーパー・ドラッグストア・飲食店等が出店しているという。

建物北側の外壁には、吹付け仕上げによる凹凸(陰影)を作り、全戸バルコニー手摺をガラス仕上げにすることで、瀬戸内海の凪(なぎ)と小さな島々が連なる美しい風景をイメージし、デザインした。

部屋は、1Kタイプ72戸・1Rタイプ8戸を計画。
各部屋にはキッチン・トイレ・バスルーム・Wi-Fi・浴室乾燥機を完備、共用部には入居者(学生)向けのコミュニティスペースや、学びのためのコワーキングスペースを配置する。

ダイニング(食堂)では、食生活が不規則になりがちな学生のために管理栄養士監修による栄養バランスを考えた朝夕食事を提供。
管理人常勤(日中のみ)とオートロック・TV インターホン・24時間のコールセンター対応でセキュリティ対策を行うほか、メールコーナーには宅配ボックスを設置するという。

「J.リヴェール高松浜ノ町学生会館」の所在地は香川県高松市浜ノ町10番3の一部、10番4の一部、交通はJR各線「高松」駅より徒歩9分。
敷地面積は1,563.82㎡、延床面積は2,784.72㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・5階建。
総戸数は80戸(1Kタイプ72戸・1Rタイプ8戸)。
竣工日は2025年2月末予定。
所有者はJR四国、運営管理はジェイ・エス・ビー。