【ニュース】 西武鉄道とSPACER、スマートロッカーで商品の受取りや預入れができる物流ハブサービス「BOPISTA」を本格稼働 埼玉県所沢市

2024.04.18
西武鉄道株式会社(埼玉県所沢市、小川周一郎社長)は2024年4月17日、株式会社SPACER(東京都中央区、田中章仁社長)と協業し、スマートロッカーで気軽に商品の受取りや預入れができる物流ハブサービス「BOPISTA(ボピスタ)」を本格稼働した。

今回の同取り組みは、株式会社西武ホールディングス(東京都豊島区、西山隆一郎社長)が2021年から3年にわたり実施してきた実証実験を通じ、一時預かりとの併用や「商品の受取り」と「商品・荷物の発送」の両方を配送スタッフが鉄道を使って効率的に配送するスキームを確立できたため、西武線沿線45駅で展開している西武鉄道とSPACERにより、本格稼働が実現したもの。

また、同サービスの本格稼働に伴い、5月にかけて新たなショップを2つ追加、計11ショップでの展開となる。
西武池袋線「東長崎」駅至近の「カカオ工房 トリビュート」(東京都豊島区)が、農園別のカカオ豆からできたカカオの味を楽しめるチョコレートバーの詰め合わせ商品などを「BOPISTA限定セット」として販売。
また、西武線沿線の地場野菜を届ける株式会社corot(埼玉県所沢市、峯岸祐高代表)が、「BOPISTAオリジナル西武線沿線野菜セット」等を販売するという。

加えて、本格稼働を記念し、同サービスを初めて利用する人には、4月22日~5月6日の期間、「送料無料クーポン」を提供するとしている。

今後は西武鉄道沿線で同サービスを展開、沿線に特化した店舗の拡充を図ることで、引き続き西武ホールディングスが担うスマートロッカー事業の展望を強力に推進するという。