【ニュース】 JR東海、グリーン車よりも更に上質な設備・サービスを備えた個室を東海道新幹線に導入、2026年度中にサービス開始予定 愛知県名古屋市

2024.04.18
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)は、グリーン車よりも更に上質な設備・サービスを備えた個室を東海道新幹線に導入する。

同社では、生活様式や働き方の変化により、多様化する乗客のニーズに対応するため、新幹線の新たな座席のあり方の検討を進めてきたという。
具体的には、ビジネス環境を一層高めた座席や、移動時間を一層快適に過ごせるようなグリーン車の上級クラス座席などを検討してきたとしている。

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今回導入する個室は、東海道新幹線のN700S車両の一部に、高いプライベート感・セキュリティ環境を備えた完全個室タイプの座席を順次導入するというもの。
個室内には、個室専用のWi-Fi、レッグレスト付きのリクライニングシート、個別調整可能な照明(明るさ)・空調(風量)・放送(音量)等の設備・機能を整備する予定で、オンライン等での打合せを気兼ねなく行いたいビジネスパーソン、プライバシーを重視する乗客や周囲を気にせずゆっくりと寛ぎたい乗客など、様々な利用層・利用シーンを想定しているという。
1編成につき2室を導入予定で、サービス開始時期(予定)は2026年度中。
設備仕様やサービス内容、運転区間、価格等の詳細については、今後順次発表するとしている。