【ニュース】 富士急行、「富士急ハイランド」で2021年8月より営業を休止していた遊具施設「ド・ドドンパ」の営業を終了 山梨県富士吉田市

2024.03.14
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)は、「富士急ハイランド」(山梨県富士吉田市)で2021年8月より営業を休止していた遊具施設「ド・ドドンパ」の営業を終了する。
2024年3月13日開催の取締役会で決議した。
同社はこれに伴い、特別損失を計上する。

「ド・ドドンパ」は、2021年8月、国土交通省昇降機等事故調査部会、同年9月から同社第三者委員会の顧客安全マネジメント調査委員会による調査を受けており、現在まで、所管法令や運営・整備等への指摘は無いという。
なお、顧客安全マネジメント調査委員会は2022年3月に終了している。

同社では、国土交通省昇降機等事故調査部会による原因究明と再発防止策の調査・検討が進められている中で、利用客の負傷リスクと逆走停止リスクを完全に除去し、安全運行を確信できる手段について、メーカーと協議を重ねてきたが、具体化は困難という結論に至り、営業終了を決定した。
同決定により、2024年3月期の個別決算・連結決算で、減損損失として解体撤去費用等含め、6億1,200万円を特別損失に計上する。
業績予想については、2024年2月7日に公表した2024年3月期通期連結業績予想から変更は無いという。