【ニュース】 京浜急行電鉄など、間伐材を活用した「みうらの森林タンブラー」を2月22日より発売、社有林を活用した「みうらの森林プロジェクト」の一環 神奈川県横浜市
2024.02.21
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)は、社有林を活用した「みうらの森林(もり)プロジェクト」の一環として、森林管理で発生した間伐材を活用、「みうらの森林(もり)タンブラー」を2024年2月22日より発売する。
同社は、持続可能な社会を目指し、三浦半島に所有する都市近郊社有林を健全に管理する同プロジェクトを2023年2月より開始。
今回発売する同商品は、「使い捨てしない」飲料容器としてアサヒビール株式会社(東京都墨田区、松山一雄社長)とパナソニック株式会社(東京都港区、品田正弘社長)が2019年に共同開発したリユースできるエコカップで、三浦半島の社有林の間伐材を55%使用したもの。
社有林由来の製品を発売することは、京急グループとして初の試みとなる。
同商品のデザインは、京急1000形(1890番台)の車両形式図デザインと、イラストレーター「ICHIRAKU STUDIO」とコラボした1000形(1890番台)の浮世絵風デザインの2種類。
車両形式図デザインの商品は「京急ミュージアム」(横浜市西区、入場に予約が必要な時間帯あり)で発売、浮世絵風デザインの商品は「plat hostel keikyu(プラットホステルケイキュウ)」の一部店舗(東京都墨田区・東京都台東区・神奈川県鎌倉市、宿泊客以外も購入可能)で発売する。
両デザイン共に限定販売のため、無くなり次第販売を終了。
広島の平和記念公園に届いた「折り鶴」を再利用した特製BOXに入れて配布する。
税込発売価格は2,300円。
なお同プロジェクトでは、健全な森林の管理を行うことで、森林の有する二酸化炭素吸収機能の一層の発揮を目指し、生物多様性を維持しながら未来へつながる機能豊かな美しい森林を目指しているという。
今回、社有林の間伐材を使用したアップサイクル製品を発売することで、三浦半島の自然や森林をPRし、興味をもってもらい、循環型社会実現への貢献を目指すとしている。