【ニュース】 JR東海、神奈川県・相模原市との協定に基づき、イノベーション創出促進の拠点「FUN+TECH LABO」を3月25日にオープン 神奈川県相模原市
2024.02.16
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)は、神奈川県(黒岩祐治知事)・相模原市(本村賢太郎市長)と2023年11月に締結した「中央新幹線神奈川県駅(仮称)の周辺開発を契機としたさがみロボット産業特区におけるイノベーションの創出促進に係る連携と協力に関する協定書」に基づき、イノベーション創出促進の拠点「FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ)」(相模原市緑区)を2024年3月25日にオープンする。
JR東海が整備・運営する同拠点は、同県・同市と相互に連携・協力し、最先端技術の知見を持つ有識者や団体・市民が共創により、人々がワクワクするようなイノベーションの創出を目指すというもの。
また、同じくイノベーションの創出促進を目的とした同市からの委託事業も行うとしている。
同拠点内には、イノベーション創出に取り組む団体が利用するオフィス棟(7室)と、イノベーション創出に資する様々なセミナーやイベントを開催したり、市民が打合せの際に利用可能なコミュニケーション棟を併設。
自動運転システムの開発やプラットフォームなどを手掛ける株式会社ティアフォー(名古屋市中村区)の加藤真平CEO兼CTOが、同拠点の構想策定段階から参画しているという。
オープン後は、イノベーション創出に必要な知見を持つ有識者によるセミナーや、市民をはじめ多くの人々が「最先端技術が実装されたワクワクする暮らし」を体感できるイベントなども開催するとしている。
なお建物の建材には、東海道新幹線再生アルミや、同市の「さがみはら津久井産材利用促進・普及啓発事業補助金」を活用した同市産木材「さがみはら津久井産材」などを使用。
繰り返し移築使用が可能な、環境に配慮した建築物だとしている。
「FUN+TECH LABO」の所在地は相模原市緑区橋本2丁目356番1(神奈川県用地、2023年11月1日付で土地賃貸借契約締結)。
延床面積は351.23㎡。
レンタルオフィスはオフィス棟に7室。
開業日は2024年3月25日(予定)。