2024.02.13
千葉大学大学院工学研究院建築学コース（千葉市稲毛区）は、「密集市街地の商店街の持続可能性～東京都墨田区京島地区キラキラ橘商店街」と題した公開発表会を2024年2月23日に、展示会を2月
26日～3月1日に同大学墨田サテライトキャンパス（東京都墨田区）で開催する。

キラキラ橘商店街が位置する墨田区京島地区は木造密集市街地で、防災広場の整備や道路の拡幅などにより、漸進的にまちづくりが進められている地区。
同商店街沿いには、昔ながらの店舗が連続する一方で空き店舗も増加しつつあり、空き店舗がハウスメーカーの住宅に建て替わることで、商店街の賑わいが分断しつつあるという。

同公開発表会・展示会では、これらの現状を踏まえ、新規居住者を受け入れつつも京島らしい商店街の連続性を確保できるような将来空間像を学生が提案し、市民の人々とその実現方法について議論するとしている。
発表内容は、同大学工学部総合工学科建築学コース・同大学大学院融合理工学府建築学コースの合同授業・建築設計VII・建築デザイン演習II「都市デザインスタジオ」の課題作品を発表するもので、実現を前提としたものではなく、仮想の計画内容になるという。

公開発表会「密集市街地の商店街の持続可能性～東京都墨田区京島地区キラキラ橘商店街」の開催日時は2024年2月23日13時～15時、展示会の開催日時は2024年2月26日～3月1日の9時～17時。
会場は千葉大学墨田サテライトキャンパス1階エントランスホール。
主催は千葉大学都市計画松浦研究室、協力は京島地区まちづくり協議会・向島橘商店街協同組合。
入場無料・申し込み不要。