【ニュース】 男女神社、地域住民・参拝者が安全に通行できるよう独自にバイパス道路を建設、クラウドファンディングを実施 佐賀県佐賀市

2024.02.08
創建約800年、男神にイザナギの命・女神にイザナミの命を祀る男女神社(なんにょじんじゃ、佐賀県佐賀市、西寄豪神主)は、地域の人々や参拝者が安心して通行出来るように「バイパス道路建設」を行う。
これに伴い、クラウドファンディング「男女神社バイバス道路建設」を「CAMPFIRE」で2024年2月29日まで実施、スポンサーも募集する。

同神社への道は、佐賀市の市道だが、大半がコンクリート舗装の坂道で、S字カーブや集落の中の狭い道路を通るようになっており、通行に危険な箇所があるという。
特に正月は車の離合が難しい箇所で渋滞が発生、また、通学路でもあり、いつ事故が起きてもおかしくない状態の中、参拝者は毎年増加。
同神社では、土地代を負担する条件で同市に3年間陳情を重ねてきたが、予算の都合やバイパス建設の事例がないことから同市が建設することは難しいと判断され、同神社が独自でバイパスを建設するという判断に至ったとしている。

現在のルートは、両端に民家がある狭い道路と、大半がコンクリート舗装の坂道を通行するようになっており、車が離合出来ない箇所や危険と感じる箇所があるが、同バイパス完成後はそこを通らず、県道から直接同神社へ行けるようになるため、安全な通行が可能になるという。
幅6m×長さ210mのバイパス道路を建設することで、同神社まで大型バスも通行可能となる。

同神社の周辺は、市街化調整区域のため、全く家が建てられず、年々人口が減少している過疎化の地域。
一方、同神社の参拝者は急増しており、地域活性化への貢献が期待できるいう。

クラウドファンディング「男女神社バイバス道路建設」のリターンは、5,000円がつやつや苺「よつぼし」1箱(250g×2パック)、8,000円がお守り3体・御朱印1枚、1万1,000円がもっちり艶々「さがびより」5kg×1袋(農薬不使用栽培米)、1万5,000円が佐賀県産温州みかん5kg×1ケース。
クラウドファンディングの実施期間は2024年2月29日まで。