【ニュース】 大和リースとタカオ、自走式立体駐車場の屋上スペースを有効活用、大型遊具を設置した「にぎわい創出型 自走式立体駐車場」を共同開発、2月1日より大和リースが販売 広島県福山市
2024.01.24
大和ハウスグループの大和リース株式会社(大阪市中央区、北哲弥社長)と大型遊具メーカー国内最大手のタカオ株式会社(広島県福山市、髙尾典秀社長)は、自走式立体駐車場の屋上スペースを有効活用するため、大型遊具を設置した「にぎわい創出型 自走式立体駐車場」を共同開発、2024年2月1日より大和リースが販売を開始する。
同商品は、商業施設の立体駐車場として集客力向上に貢献するほか、マンションの立体駐車場として住民の満足度向上や地域コミュニティの活性化に貢献するというもの。
さらに、観光施設・駅・空港の立体駐車場としても、観光のスキマ時間を有効活用できるよう魅力向上に貢献するとしている。
同商品では、タカオのオリジナル遊具を設置することで、他では遊べない特別な空間を提供。
年齢・性別・障害の有無に関係なく、みんなで一緒に遊び、楽しめる空間を提供、交流・学びの場を創出するという。
屋上階の床には衝撃吸収性能を有するゴムチップや人工芝の舗装を施すほか、外周部には高さ2mの落下防止策を講じたフェンスを設置、多機能トイレも設置するなど、安全性と利便性に配慮した設計を行うとしている。
また、大和リースとタカオが協業し、設計から施工・アフターフォローまで一貫して行うことで、工期短縮・コスト削減・品質の保証に寄与するという。
「にぎわい創出型 自走式立体駐車場」の発売日は2024年2月1日。
販売地域は全国。
販売目標は年間50億円。
構造・規模は鉄骨造・床合成スラブ(デッキプレート+コンクリート)。
モデルプランは立体駐車場階数が5層5段(在来型)、車室数は
554台、延床面積は1万7,600㎡。
主な設備は駐車場エリアは、屋内がエレベーター・階段・LED照明・消火設備・遊具エリア、屋上がベンチ・多機能トイレ・人工芝もしくはゴムチップ舗装・フェンスなど。