【ニュース】 名古屋鉄道など、「輸送と点検・巡視を組み合わせたドローン活用」をテーマとした実証実験を1月31日に実施 愛知県豊川市

2024.01.18
名古屋鉄道株式会社(名古屋市中村区、高崎裕樹社長)は、「輸送と点検・巡視を組み合わせたドローン活用」をテーマとした実証実験を2024年1月31日に豊川市~新城市で実施する。
同社が愛知県から受託した「あいちモビリティイノベーションプロジェクト『空と道がつながる愛知モデル2030』 実証実験業務」の一環。

同実証実験では、河川上空でのドローンを活用した物流モデルの実現を目指し、愛知県の豊川上空で小売店から配送拠点に見立てたポイントへのドローンによる買い物支援輸送を実施。
また、ドローン飛行中に取得する上空からの映像について、複数のカメラを使用し、他の用途(河川周辺の点検・巡視等)への活用可能性についても検証するとしている。
さらに、安全かつ高速運用を可能とするドローン専用航路の作成と検証や、輸送と点検・巡視を組み合わせたドローンの運用効率化についても検証するという。

実証実験の実施日時は2024年1月31日の10時30分~(荒天の場合は予備日の2月1日10時30分~に順延)。
実施エリアは愛知県豊川市東上町~愛知県新城市野田。
当日は、配送拠点に見立てたグラウンド2箇所へ米(計約10kg)をドローンで配送する。
協力事業者は、株式会社プロドローン(機体提供と運航等)、株式会社トラジェクトリー(空間情報管理と航路評価)、ひまわり農業協同組合(運搬物資の提供と実証実験協力)、 国土交通省豊橋河川事務所(実証実験協力)、東三河ドローン・リバー構想推進協議会(実証実験協力)。