【ニュース】 井出商店、鮮魚販売店と地魚海鮮レストランを一体化した店舗「IWANAI BANYA 魚希」を2月16日に開店 北海道岩内町
2024.01.18
水産物加工業を手掛ける株式会社井出商店(北海道岩内町、井出敬也代表)は、鮮魚販売店と地魚海鮮レストランを一体化した店舗「IWANAI BANYA 魚希(うおき)」(北海道岩内町)を2024年2月16日に開店する。
同店が所在する岩内町は、北海道の積丹(しゃこたん)半島西側に位置し、明治から昭和初期にはニシン漁で栄えた港町。
近年は人口が最盛期より半減、町全体の活気も失われているという。
こうした中、同社では、自然豊かな同町が持つ本来の「豊かさ」を再発見していく事業として「岩内プロジェクト」を始動。
同プロジェクト最初の活動では、失われてしまった先人たちの知恵「しめ粕」作りを復活、カズノコの原料となるニシンから作る肥料「しめ粕」を使用し、近隣農家の協力のもと、特別栽培の米・野菜・フルーツを、東京のこども食堂などに提供しているという。
店名にある「BANYA=番屋」とは、漁師の作業場・食堂・宿泊施設となる小屋のこと。
店内の鮮魚店では、目の前に広がる岩内魚港や近隣の魚港より揚がった新鮮な北の魚を生け簀やトロ箱で陳列するほか、自社工場直送のカズノコ、ニシンなどの加工製品も用意。
海鮮レストランでは、かつてニシン漁の漁師たちの拠点となっていた「ニシン番屋」の雰囲気そのままに、北海道産の木材を使用して再現した店内で、鮮魚店に並んでいる活魚やホタテ・カニなどをはじめ、岩内の海の恵みを、シンプルでダイナミックな料理として用意するという。
また、ニセコ地区の宿泊客に向け、ニセコ~同店舗間の送迎シャトルバス「岩内エクスプレス」も独自に運行するとしている。
「IWANAI BANYA 魚希」の所在地は北海道岩内郡岩内町万代
9-7。
平均価格帯はランチが3,000円~、ディナーが8,000円~。
営業時間はランチが11時30分~14時・ディナーが17時~21時、定休日は水曜日・第2・第4月曜日(年末年始を除く)。
席数は38席(全席禁煙)。