【ニュース】 栗林商船、2024年2月より大阪寄港を増便、大阪~仙台間で混載便サービスを開始し2024年問題解決に貢献 大阪府大阪市
2024.01.11
栗林商船株式会社(東京都千代田区、栗林宏吉社長)は、大阪発着貨物のニーズ増加に合わせ、2024年2月より大阪寄港を増便する。
あわせて、小口貨物に対応可能なサービスとして、大阪~仙台間で混載便サービスを開始することで2024年問題解決にも貢献するとしている。
同社は、苫小牧・釧路・仙台・東京・清水・名古屋・大阪を結ぶ海上輸送を主事業としている内航海運会社。
7隻のRORO船(Roll On-Roll Off Shipの略称、トラックやトレーラーが自走で船に乗り込み、貨物を積載したまま運搬できる貨物船)と、自社・グループ各社が保有する約3,300台のトレーラーを使用し、トレーラーリースによる海上輸送サービスに加え、海陸一貫輸送も行っているという。
関西~関東は物流の幹線。
特に大阪発着貨物は東京を含め北海道などその他の地域からのニーズも増えてきていることも背景にあり、これらのニーズに対応するため、同社では今回、2024年2月より大阪寄港を週4便へ増便することを決定したという。
また、2024年2月からは、大阪~仙台間航路で新たに小口サービスとして混載サービスを開始。
今後は小口貨物の需要増加が見込まれており、特に大阪~仙台間の小口貨物をターゲットとして、混載サービスのニーズに対応する。
大阪~仙台間の全行程を陸上輸送する場合の所要時間はおよそ11時間(休憩なし)。
海上モーダルシフトへの転換により、ドライバーの労働時間の負荷軽減が実現可能となり、2024年問題の解決にも貢献できるとしている。