【ニュース】 宣伝館、温浴施設「超昭和温泉宿 太子温泉」をオープン、広告代理店の目線で一風変わった施設の創造を目指す 大阪府太子町
2024.01.04
広告代理店の株式会社宣伝館(大阪府東大阪市、岡田哲也代表)は2024年1月3日、「古いけど清潔、小さな施設だけど楽しくて新しい癒し」「超昭和温泉宿」をコンセプトに、従前の施設を引き継いだ温浴施設「超昭和温泉宿 太子温泉」(大阪府太子町)をオープンした。
広告代理店の目線で、一風変わった施設の創造を目指し、オープン後も随時進化する癒し処の提供を心掛け、営業を行うという。
同社では1年前、廃墟となっていた従前の温浴施設を購入。
手作り感を前面に打ち出すため、自分たちでできる部分は可能な限りスタッフで対応、レトロ感は残しつつも来館客がクスッと笑えるよう、プチ癒しの場になることを目標に、広告業・デザイン事務所だからこそできるリニューアルを実施したという。
オープンに先駆け、先行オープンしていた併設施設「バイク神社」は、これまでは土日祝だけの営業ながらも、これまでに約1万人のバイカーが利用。
収益は交通遺児育英会や地元太子町に寄付をするスタイルもあり、多数のメディアに取り上げられたという。
今後は、ドッグラン付き車中泊やレストランも本格始動する。
オープンにあたっては、元々は舞台付きの大宴会場だった畳の間を「うたた寝の間」にリニューアル。
畳スペースは残しつつ、1日ゆっくり楽しめるよう、漫画約4,500冊を導入したほか、1人になりたい人用の引きこもり部屋や、座卓と座椅子をセットした作業部屋も用意した。
また、従来の温泉宿の概念は捨て、利便性や笑い・癒しを優先し、従業員にとっても楽しく働ける場所を創造したく工夫を継続中。
常に進化を強く意識し、目先の目標としてバイクのグランピング施設の開設や、さらにバイカーからの希望を実現できるような温泉での過ごし方改革を最優先し、計画を実行中だという。
さらに、食事処 峠の釜飯食堂「鶏と卵」では、鶏と卵の専門店だから味わえる「釜飯で食べる、食べ比べ卵かけご飯」などを提供。
食事のみの利用も可能としている。
なお、旧運営会社(株式会社田中組)が責任を持って払い戻し窓口を設置・対応、過去5年間の未使用回数券であれば2024年6月末まで払い戻しに応じるという。
「超昭和温泉宿 太子温泉」の所在地は大阪府南河内郡太子町山田
1131、交通は南阪奈道路「太子」ICより車で3分。
営業時間は10時~22時(最終受付21時30分)。
定休日は毎週火・水曜日、1月1日・2日。
税込料金は大人が1,000円・小人が600円、回数券(10枚綴り)が9,200円。