【ニュース】 桜十字とJR九州、福岡市簀子小学校跡地活用事業「りすのこスクエア」を2024年1月にグランドオープン、医療・福祉の共同開発 福岡県福岡市

2023.12.21
株式会社桜十字(熊本市南区、梶正登代表)と九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)は、福岡市簀子小学校跡地活用事業として2021年より共同で開発を行ってきた「りすのこスクエア」(福岡市中央区)を、2024年1月にグランドオープンする。

「りすのこスクエア」は、「桜十字メディカルフォレスト(桜十字大手門病院+ホスピタグラン大濠公園)」「SJRザ・クラス大手門(有料老人ホーム)」「すのこ芝生広場」「すのこ体育館」「すのこハウス」で構成するプロジェクト。

「桜十字大手門病院」は、桜十字グループの医療法人・西福岡桜十字が運営する回復期病床・慢性期100床の他、デイケア、外来機能を備えた病院。
病院内には、広々としたリハビリテーションセンターがあり、見晴らしが良く開放感のある屋上庭園や中庭の散歩コースなどがある。

「ホスピタグラン大濠公園」は、桜十字が運営する自立から介護が必要な人向けの居室65室の有料老人ホーム。
同一建物内には協力医療機関の桜十字大手門病院を併設、医療サポート体制を充実させるほか、共有部には開放的なレストランやラウンジ等を備える。

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「SJRザ・クラス大手門」は、JR九州シニアライフサポート株式会社が運営する自立の人向けの居室168室を備える有料老人ホーム。
スカイラウンジ・ダイニング・大浴場等多彩な共用空間を備える。

「すのこ芝生広場」は、約3,000㎡の全面天然芝の広場空間。
運動会などの地域行事やサークル活動など、地域の人々の憩いの場としての利用に加え、災害時の避難場所としても活用するという。

「すのこ体育館」は約400㎡のスポーツ空間を備えた施設。
地域のサークル活動の場として、また災害時には避難所としても活用、地域と桜十字共催の健康イベントを開催するなど、予防医療の実現にも寄与するとしている。

「すのこハウス」は、健康に関する講座やイベントなどの行事や活動など、地域の人々が利用できる多目的施設。
災害時には、「すのこ芝生広場」「すのこ体育館」と同じく、地域の人々の避難所として提供する。

その他、「中庭」「外部歩行区間」などがあり、外部歩行空間にはベンチを随所に設けるとともに、「一人一花運動」のパートナー花壇を配置し、緑あふれた落ち着きのある空間を創出するという。

「りすのこスクエア」の所在地は福岡市中央区大手門3丁目315番(地番)、土地所有者は福岡市。
敷地面積は約8,560㎡。
事業期間は2024年1月~2093年12月(70年間)。