【ニュース】 ミサワホーム甲信と穴吹興産、信州大学所有の宿舎跡地で建設を進めていた一般定期借地権付分譲マンション「アルビオアルファあがたの森公園」を完成 長野県松本市

2023.10.24
ミサワホームグループのミサワホーム甲信株式会社(長野県松本市、芹澤剛社長)と穴吹興産株式会社(香川県高松市、穴吹忠嗣社長)はこのほど、国立大学法人信州大学(中村宗一郎学長)所有の県(あがた)宿舎跡地で建設を進めていた一般定期借地権付分譲マンション「アルビオアルファあがたの森公園」(長野県松本市)を完成した。

文部科学省は2017年、国立大学法人などの財政基盤強化を図るため、国立大学法人法の一部を改正し、国立大学法人などが所有する土地などの資産について、有効活用できるよう第三者への貸付を可能にしている。
同大学は、将来的な使用用途はあるものの、当面使用予定のない同宿舎跡地を有効活用するために同制度に申請、文部科学省から貸付の認可を取得し、手続きに沿って跡地貸付の一般競争入札を実施したという。

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同宿舎跡地は、現在はあがたの森文化会館として地域に開放されている重要文化財の旧松本高等学校校舎や、同校設立時、1919年に植えられたヒマラヤ杉などによる杉並木をシンボルとする「あがたの森公園」に隣接している。
ミサワホーム甲信は、この歴史ある公園に隣接した希少で豊かな住環境を有する地に分譲マンションを計画、同大学の一般競争入札に参加。
ミサワホーム甲信を借地権者とする60年間の一般定期借地権設定契約により、同社を通してマンション入居者の地代を同大学に支払う循環型スキームを提案し、事業者に選定され、穴吹興産とともに一般定期借地権付分譲マンション「アルビオアルファあがたの森公園」を建設した。
同マンションは、「あがたの森公園」に隣接する豊かな住環境などが好評で完成前に全77戸が完売。
一般定期借地権によって支払う地代が同大学の教育水準の向上に寄与できる点も購入者に高く評価されているという。

「アルビオアルファあがたの森公園」の所在地は長野県松本市県3丁目2102-4・2102-21、交通はJR篠ノ井線「松本」駅より徒歩
24分、松本市コミュニティバス「松商学園口」バス停より徒歩3分、松本周遊バス「あがたの森公園」バス停より徒歩5分。
敷地面積は5,459.99㎡、建築延床面積は6,067.86㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造・地上4階建。
総戸数は77戸(管理事務室・防災倉庫を除く)。
住戸専有面積は63.85㎡~90.07㎡。