【ニュース】 大井川鐵道など、「KADODE OOIGAWA」をハブとした地域観光地周遊促進事業「島田 漫★遊記」を11月3日より実施 静岡県島田市
2023.10.20
大井川鐵道株式会社(静岡県島田市、鈴木肇代表)は、交通・観光連携型事業の採択を受け、賑わい交流拠点での包括連携の取り組みの一環として、島田市(染谷絹代市長)・大井川農業協同組合(静岡県藤枝市、池谷薫組合長)・中日本高速道路株式会社(名古屋市中区、小室俊二社長)・KADODE OOIGAWA株式会社(静岡県島田市、福本作治社長)と連携し、「KADODE OOIGAWA」をハブ拠点とした地域観光地周遊促進事業「島田 漫★遊記」を2023年
11月3日より実施する。
同事業は、静岡県内でもトップクラスの湯量を誇る「川根温泉」・世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」・観光鉄道「大井川鐵道」などの同市内に点在する観光スポットを、新東名高速道路「島田金谷」
ICに隣接する体験型フードパーク「KADODE OOIGAWA」をマイカーとの交通結節点とし、専用周遊バスやサイクルトレインで結ぶもの。
バスと鉄道の異なる交通モードが連携を取りながら地域の観光施設の周遊ルートを形成することで、各施設のアクセス性向上と同市の観光集客力の向上を目指す。
期間中は、大井川鐡道の「新金谷」駅~「家山」駅で、「サイクルトレイン」の実証運行を実施。
普通列車で運用している通勤型車両に自転車を安全に固定する器具を装着し、「サイクルトレイン」として運転する。
従前は自転車を列車内に持ち込む場合、自転車を解体したうえで輪行袋に収め、手回り品きっぷ(270円)を乗車券と別に購入する必要があった。
今回のサイクルトレインでは、固定器具があるため、そのままの状態で列車内に自転車の持ち込みが可能になるという。
「島田漫★遊記っぷ(サイクリストさん用)」購入客が対象、定員28名(自由席で運転、定員に達した場合は乗車不可)。
また、「金谷」駅~「川根温泉ホテル前」・「新金谷」駅~「蓬莱橋」間で「島田漫★遊周遊バス」を1日15本運転。
大井川本線普通電車・サイクルトレインと併せ、1日27本の列車・バスが各観光施設間の移動に利用でき、秋の行楽シーズンの観光周遊を楽しめるとしている。
さらに、「島田漫★遊記っぷ」も販売。
同きっぷでは、大井川本線「新金谷」駅~「家山」駅と「島田漫★遊周遊バス」が乗降自由となるほか、各観光施設で使用可能な5つの特典も付き、同市内の観光周遊を楽しめるという。
「島田 漫★遊記」の実施期間は2023年11月3日~5日・11日・12日・18日・19日・25日・26日(延べ9日間)。