【ニュース】 丹⻘社を代表とする企業グループ、滋賀県のPFI事業「(仮称)新・琵琶湖文化館整備事業」で落札者に選定 滋賀県大津市

2023.10.18
株式会社丹⻘社(東京都港区、小林統社長)を代表とする企業グループは、滋賀県がPFI事業として計画する「(仮称)新・琵琶湖文化館整備事業」(滋賀県大津市)の落札者として選定された。
その後、同グループは、特別目的会社(SPC)「株式会社琵琶湖
C&S」を設立。
2023年10月13日、県議会の議決を得て、滋賀県と事業契約(本契約)を締結している。

同県では、約50年の歴史を有する滋賀県立琵琶湖文化館が老朽化等により2008年に休館。
同事業は、これまで同館が果たしてきた役割を未来に引き継ぐため、敷地も新たに「(仮称)新・琵琶湖文化館」を新設するもの。

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新設する「(仮称)新・琵琶湖文化館」は、文化財の収蔵、展示といった従来の博物館の機能に加え、「地域の文化財サポートセンター」機能と「文化観光拠点となるビジターセンター」機能を新たに備えた、同県が誇る近江の文化財を保存・継承・活用・発信する中核拠点として、2027年12月の供用開始を目指す。

「(仮称)新・琵琶湖⽂化館整備事業」の事業場所は滋賀県⼤津市浜⼤津5丁⽬1-1。
事業⽅式はPFI・BTO⽅式。
PFIは、地方公共団体が発注者となり、⺠間資金・経営ノウハウを活用し、公共施設等の設計・建設、維持管理・運営を行う公共事業手法。
BTOは、SPCが施設設計・建設後、県に所有権を移転し、事業期間終了まで施設の維持管理・運営を⾏う⽅式。
事業期間は2023年10⽉〜2042年3⽉末⽇(19年6ヶ月)、設計・建設期間は2023年10⽉〜2027年3⽉(同年末⽇引き渡し)、開館準備期間は2025年4⽉〜供⽤開始⽇前⽇、供⽤開始(開館)は
2027年12⽉、維持管理期間は供⽤開始⽇〜2042年3⽉末⽇。