【ニュース】 JR東日本長野支社と信州大学、観光振興・人材育成の授業を開講、10月10日にキックオフイベントとなる松本駅周辺でのフィールドワークを実施 長野県松本市
2023.10.02
東日本旅客鉄道株式会社長野支社(長野県長野市、松橋賢一支社長)と国立大学法人信州大学(長野県松本市、中村宗一郎学長)は、観光産業への関心を高め、観光人材の育成を目的とした連携事業として授業を開講する。
4年目となる2023年度は、内容をリニューアルし、講座名も「価値創造実践ゼミ」としてスタート。
全学横断特別教育プログラム「ローカル・イノベーター養成コース」「ストラテジー・デザイン人材養成コース」スタートアップ授業として開講する。
また2023年度は、新たにJR東日本グループが取り組む他大学の寄附講座との連携(クロス授業)を実施。
さらに、受講生による事業提案とは別に、授業メンター学生(先輩)とJR東日本長野支社社員の合同チームによるプロトタイプ事業も創出する。
合わせて、受講生による提案の精度を上げるため、5つのフォーカスポイントと2つの必須要件を設け、松本周辺エリアを軸にした観光分野の新たな価値創造に取り組むという。
授業の形式は、Problem/Project Based Learning(PBL)方式で実施し、リアルな現場での問題発見、課題設定、課題解決を行いながら、知識を実践的に活用する学びを行う。
知識獲得については、観光に携わる外部講師(実務者)を招聘、先進的な取り組みや分析視点を学ぶ。
テーマごとにチームを形成し、授業時間外でのフィールド調査分析を行い、最終的に課題解決プログラムを報告会(2024年2月20日開催予定)で提案する。
対象・定員は同大学の全学生20名程度 。
開講時期は2023年度後期(2023年9月~2024年2月)。
キックオフイベント(松本駅周辺でのフィールドワーク)では、
JR東日本グループの様々なリソースへの理解を深める機会として、松本駅構内のモデルコースを辿るとともに、駅周辺を歩きながら「エキトマチケット(JR東日本が発行する1枚500円の電子チケット)」を利用可能な店舗を巡り、実際に利用してみる体験学習を実施する。
実施日時は2023年10月10日の17時~18時30分・18時30分~順次解散。