【ニュース】 宇検村・上智学院・伊藤忠商事・日本航空の4者、宇検村での環境保全と地域振興を目的に連携協定を締結 鹿児島県宇検村
2023.09.20
奄美大島に位置する鹿児島県宇検村(元山公知村長)・上智大学などを運営する学校法人上智学院(東京都千代田区、アガスティン サリ理事長)・伊藤忠商事株式会社(東京都港区、石井敬太社長
)、日本航空株式会社(JAL、東京都品川区、赤坂祐二社長)の4者は、同村での環境保全と地域振興に取り組む事を目的に、2023年9月17日付で連携協定を締結した。
同村は、子どもたちのふるさとの自然への誇りを育む取り組みとして、2014年より地元の小学生によるマングローブ植林活動を行ってきた。
伊藤忠商事はその趣旨に賛同し、生物多様性の保全や、ブルーカーボン・クレジットの創出も視野に2021年より植林活動を支援している。
また上智大学と日本航空は、2022年より共同で環境保全と観光促進の両立で地域活性化を図るモデル(奄美モデル)の構築を同村で行い、シンポジウム等で取り組みを発信しているという。
4者は今後、これらの取り組みを連携し、4者が有する人的・物的資源や専門的知見を活かしながら、同村が目指すゼロカーボンシティや生物多様性の保全・回復を推進すると共に、自然と人が共生する関係の構築と新たな人流を創出、持続可能な地域活性化に取り組むとしている。
連携・協力事項は、マングローブ植林への人的・物的資源の提供、マングローブ植林への学術的知見の提供・自然環境への影響調査、体験型エコツーリズム等の企画・実施による新たな人流の創出、ブルーカーボン・クレジットの検討・創出、自然体験による次世代青少年育成など。