2023.09.19
株式会社庄交コーポレーション（山形県鶴岡市、國井英夫代表）が運営する土産物専門店「庄内観光物産館」（山形県鶴岡市）はこのほど、届いてすぐに芋煮会を始められる「芋煮セット」の通信販売を開始した。

同商品では、山形県内陸部でよく食べられる醤油味・牛肉使用の芋煮だけでなく、同館が位置する山形県庄内地域でよく食べられる味噌味・豚肉使用の芋煮を調理できるセットも用意。
芋煮の食材だけでなく、山形県庄内地域の新米や地酒を合わせたセットも販売するという。

「芋煮」、は旬の里芋を主役にした料理で、江戸時代に最上川の河原で、船頭たちが里芋などを鍋で煮て食べたのが始まりとされている。

「芋煮会」は、河原などで芋煮の鍋を囲んでみんなで食べる秋の行事。
宮城、福島など東北各地で行われているが、山形県は全域で盛んで、参加したことがない山形県民はほぼいないと言っても過言ではないという。

山形県のソウルフードとも言える「芋煮」は、地域によって味付けや具材が異なる点が特徴。
内陸部では牛肉を入れた醤油味、庄内地域では豚肉を入れた味噌味の芋煮が主流となっている。

味付けや肉だけでなく、入れる具材も地域や家庭によって異なり、庄内地域の芋煮では、内陸部の芋煮で入れるささがきごぼう・こんにゃく・きのこ・長ねぎの他、厚揚げとにんじんも加えるのが特徴。
また、家庭によっては酒粕も加えて味付けを行うという。

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庄内観光物産館 芋煮セット