【ニュース】 北小金駅南口東地区市街地再開発準備組合が組合設立総会を開催、野村不動産と長谷工コーポレーションが参加組合員として事業に参画 千葉県松戸市

2023.09.12
北小金駅南口東地区市街地再開発準備組合(千葉県松戸市、鈴木悦朗理事長)は、推進中の「北小金駅南口東地区第一種市街地再開発事業」(千葉県松戸市)で、2023年8月18日に市街地再開発組合の設立について千葉県知事の認可を受け、2023年9月10日に組合設立総会を開催、野村不動産株式会社(東京都新宿区、松尾大作社長)と株式会社長谷工コーポレーション(東京都港区、池上一夫社長)が参加組合員として事業に参画することを決定した。

同地区は、JR常磐線「北小金」駅(千葉県松戸市)の南口から徒歩1分に位置する約0.9haの区域。
江戸時代の頃から水戸街道の宿場町「小金宿」として栄えたエリアで、周辺には東漸寺や本土寺をはじめとする神社や寺院などの「文化・歴史的資源」が数多く分布しているという。
近年では、1994年3月に事業が完了した「北小金駅南口地区第一種市街地再開発事業」によって多くの人々が集うエリアになっているという。

一方、同地区内には、狭隘道路・老朽化した建物・駐車場等の低未利用地が存在し、市民の憩いの場となる公園や広場などが無いことから、防災性や安全性・快適性などに課題を抱えていた。

同事業では、これらの課題解決を目指し、防災性の向上・オープンスペースの創出・快適な住環境の整備などの基盤整備を行うことで、魅力あるまちづくりの推進に貢献するとしている。

「北小金駅南口東地区第一種市街地再開発事業」の所在地は千葉県松戸市小金、松戸市小金きよしケ丘、松戸市東平賀の一部。
施行区域面積は約0.9ha、延べ面積は1街区が約2万2,150㎡・2街区が約9,400㎡。
主要用途は住宅・商業・駐車場等。
住宅の予定戸数は約370戸(予定)。
今後は、2024年度に権利変換計画認可予定、2025年度に新築工事着手予定、2027年度に竣工予定。